私の胸の思い出
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セルフチェック
映画の中にも登場する、乳がんのセルフチェックをやってみよう。

乳房の組織

乳がんの症状はさまざまです
乳がんは乳腺(母乳をつくるところ)に発生する悪性腫瘍です。
症状は、しこり、痛み、血液が混じったような分泌物がでる、乳首のただれ、皮膚のくぼみ、赤くはれたりオレンジの皮にように毛穴が目立つ、わきの下のしこりなど、実にさまざまです。
乳がんの初期には食欲が減ったり体調が悪くなるなどの全身症状はほとんどありません。気づかずにそのまま放置しておくと、乳腺の外にまでがん細胞が増殖し血管やリンパ管を通って全身へと広がっていきます。乳房のわずかな変化を見逃さないことが大切です。

毎月のセルフチェックを習慣に
乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため、観察したりふれたちすることで自分でも見つけることが出来る数少ないがんのひとつです。
生理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなり柔らかい状態の時に自分でチェックしてみましょう。閉経後の人は毎月1回セルフチェック日を決めておこないます。
指でふれてチェック
お風呂屋シャワーの時、石鹸がついた手でふれると乳房の凸凹がよくわかります。
 
1. 4本の指をそろえて、指の腹とろっ骨で乳房をはさむようにふれます。
「の」の字を書くように指を動かします。しこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。
2. 乳房から乳首をしぼるようにして乳首から分泌物がでないかを調べます。
指でふれてチェック
 
鏡の前でチェック
腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変化がないか、乳首のへこみ、湿疹がないか確認します。また、腕を腰に当ててしこりやくぼみがないか観察します。

乳房の変化を確認するため、チェック結果をノートなどに書きとめておくと良いでしょう。

鏡の前でチェック


乳房の変化を確認するため、チェック結果をノートなどに書きとめておくと良いでしょう。


変化に気づいたらすぐ診察を
気になるしこりや変化を見つけたら、すぐに乳腺専門の医療機関で診察を受けてください。
女性特有の病気なので婦人科を受診したり、外傷ではないからと内科を受診すると思っている人も見受けられますが、乳房の専門は乳腺科。基本的に外科の中に設けられていることが多いのですが、病院によっては婦人科、放射線科の場合もあります。入選の専門医・認定医がいるかどうか受診前に問い合わせて確認しましょう。

<出典>NPO法人乳房健康研究会発行「ブレストケアと乳がん検診についてお話しましょう」より



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